「米利上げ」で2016年の円相場はどうなる!?

2015年12月、アメリカ・FRBがついに利上げ!

2015年12月16日、米国の連邦準備制度理事会(FRB)は9年半ぶりの政策金利引き上げを決定し、実質ゼロ金利から「年0.25~0.50%」に引き上げました。リーマンショックのあと維持されてきたゼロ金利政策とそれ以前から続いてきた低金利が9年半ぶりに引き上げとなりました。

市場の反応は静かで、ひとまず安心感

期待されたほどの投資の盛り上がりはなく、かといって大きな動揺もなく、発表直後の市場は非常に冷静な反応でした。FRBのイエレン議長は利上げのタイミングを決めるという大きな仕事を無事乗り切ったといえるでしょう。日本の株式市場も年末へ向けて堅調な動きを示しています。

2016年の動向は?経済成長力に不安が残る

利上げは景気低迷の局面ではさらに失速を招きます。今のところアメリカの景気動向もまずまずと評価されていますが、今後順調に推移していくためには、全世界の経済成長のポテンシャルがどのくらいあるかどうか、がカギを握ります。その点、ヨーロッパ、中国、日本、アメリカと、どのエリアも力強い成長力にに欠けるというのが不安材料です。まず2016年にアメリカ国内景気がどうなるか。アメリカが元気であれば、世界経済が正のスパイラルで回っていくと期待できます。

2015年12月時点では円安傾向

2015年12月の時点では、ドル/円はおおむね円安傾向が続き、2016年はさらに円安へ振れるのではないかという予測があります。FX取引では円高、円安、どちらに動いても利益を得ることができますから、慎重に成り行きを見守りつつ、細かく刻んでチャンスを拾っていきたいところです。