トラリピの模倣が多すぎる件

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2013年からマネースクウェアのトラリピに似たサービスが続々と

なんとなく気になっていたFX取引のサービス「トラリピ」について、引き続き情報をウォッチしていたら、2014年くらに「トラリピの模倣」というワードをちょくちょく目にするようになりました。調べてみると、「トラリピ」に似たサービスが2013年頃から続々とリリースされていたようです。ニュースなどからピックアップしてみたら、次のようなものが挙げられました。

・リピートトレール注文(YJFX!)
・ループ・イフダン注文(シストレi-NET アイネット証券)
・エコトレFXのループ・イフダン注文(ひまわり証券)
・トラッキングトレード(FXブロードネット)
・iサイクル注文(ライブスター證券)
・連続IFCOCO注文(ジャパンネット銀行)
・iサイクル注文(外為オンライン)

これらはほとんどが2013年頃にサービスをスタートしています。だから、2014年頃からネット上の書き込みで、「トラリピの模倣」といわれるようになったようです。「特許権侵害訴訟継続-トラリピ包囲網」のエントリに詳しく書きましたのでお読みください。

(注:上記のサービスは、金融ニュースなどでトラリピに似ていると書かれたことがありますが、実際に模倣なのかは定かではありません。また、現在はサービスの内容が変わっている場合があるので、ご了承ください。)

一方のM2Jの「トラリピ」は2007年スタート

リピート注文の元祖といわれる「トラリピ」。いったいいつ始まったのでしょうか。株式会社マネースクウェアHDのグループ沿革というページに、「2007年 トラップリピートイフダン注文の開発、導入」、そして、「2010年 トラップリピートイフダン特許取得」という記載がありました。そのころはあまり注目されていなかったような気がします。それでも少しずつ実績を積み重ねてきて、ブレイクしたっていうことなのでしょうか。

なぜ今になって次々と似たサービスが?

素朴な疑問として、今まで何年もトラリピに似たサービスがなかったのに、なぜ最近になって模倣といわれるサービスが増えたのか?というものがあります。そこで考えられる一つの仮説は、「FXに一般の初心者が増えてきた」からではないか?ということです。

「FX取引は危ない」「怖い」「素人が手を出してはダメ」という論調が多かったのですが、だんだん市場も整備されてきて、普通のサラリーマンや主婦などの一般投資家がFX取引をするようになってきました。主婦などがFXをやる動機は、「銀行に預けていたら金利もつかないから、なんとか少しでも増やしたい。でもリスクは最小限にしたい」というものです。そういう人にとって、トラリピなどのリピート注文のスタイルは大きく儲からないけれど、リスクが少ない方法として受け入れられているのではないかと思います。

※追記

2015年、外為オンラインの「サイクル注文」及び「iサイクル注文」が、マネースクウェアのトラリピの特許を侵害しているとして、とうとうサービスの提供差止めを求める訴えを提起しました。その後の経過については次のエントリをお読みください。「【ついに】マネースクウェアジャパンが、他のFX会社に対しトラリピの特許侵害訴訟を起こした!」   長きにわたるトラリピユーザーとしては看過できないこの問題、今後も注目していきたいと思います。